焼け跡から2人の遺体　住宅など3棟全焼　住人の親子と連絡取れず　警察が身元特定急ぐ　大分・豊後大野市

13日夜、大分県豊後大野市で住宅などあわせて3棟が全焼する火事があり、焼け跡から2人の遺体が見つかりました。

この家に住む51歳の男性と83歳の母親の親子2人と連絡が取れなくなっていて、警察が身元特定を急いでいます。

◆TOS山路謙成記者
「辺りには木々が多く建物や住宅が少ないあの場所で火事は起きた現場には規制線が張られていて、消防などが実況見分を行っている」

火事があったのは豊後大野市犬飼町黒松にあるアルバイト従業員、伊東秀樹さん51歳の住宅です。

警察と消防によりますと、13日午後11時前、近くの住人から119番通報があり、火はおよそ1時間40分後に消し止められました。

木造の住宅と倉庫あわせて3棟が全焼し、焼け跡からは2人の遺体が見つかりました。

この家には伊東さんと母親の弥栄子さん83歳が2人で暮らしていましたが、いずれも連絡が取れなくなっているということです。

警察は、遺体が伊東さん親子である可能性もあるとみて身元特定を急ぎ、出火原因も詳しく調べています。